朝の忙しい時間、手軽に作れて美味しく、持ち運びも簡単な「おにぎらず」は、多忙な私たちの強い味方です。
おにぎらずの醍醐味は
その多彩な具材にあると言えそうです♪
でも、どんな具材でも良いわけではありません。今回は、傷みにくくて安心して持ち運べる、厳選された具材10選をご紹介します。
これらの具材なら、おにぎらずが長時間美味しい状態を保つことができるので、ピクニックやお出かけの際にも安心です。
美味しさをキープするための小さな工夫や、安全に持ち運ぶためのポイントも一緒にお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
おにぎらずの簡単な作り方
「おにぎらず」とは、手を使わずに作れるおにぎりの一種です。
ラップの上に海苔を広げ、そこにごはんとお好みの具材をのせて包むだけの簡単レシピです。形状は主に四角いものが多いですが、三角形で作る方もいます。
材料の準備
まずは、おにぎらずを作るための基本的な材料を用意しましょう。必要なのは、海苔、ごはん、お好みの具材です。おにぎらずはそのシンプルさから、どんな具材でも合わせやすいのが魅力です。
海苔の準備
食品用ラップを広げ、その上に一枚の海苔を置きます。海苔の光っている面が下になるようにしてください。これがおにぎらずの外側になります。
ごはんをのせる
海苔の中心に適量のごはんをのせます。ごはんは冷めていると海苔が破れにくいので、少し冷ましてから使用するのがおすすめです。ごはんを平らに広げると、後で折りたたみやすくなります。
具材をトッピング
ごはんの上にお好みの具材をのせます。具材の組み合わせは無限大で、例えば焼き鮭やツナマヨ、野菜サラダ、フライドチキンなど、お好みに合わせて自由にアレンジしてください。ここで、具材が中心に集まるようにすると、折りたたみやすくなります。
折りたたむ
具材がのったら、海苔の角を中心に向かって折りたたみます。このとき、ごはんが具からはみ出さないように注意しましょう。最後にラップで全体を包み、形を整えます。
完成
ラップをしっかりと包んだ後、数分間そのままにしておくと、海苔が柔らかくなり、ごはんや具材とよく馴染みます。食べる直前に包丁でカットすると、中の具材が美しく見えて食欲をそそります。
この手順で作るおにぎらずは、見た目も美しく、持ち運びにも便利です。
ピクニックやランチボックスに最適なおにぎらずを、ぜひお楽しみください。
おにぎらずにおすすめの具材10選
持ち運びに便利なおにぎらずの具材を紹介しますので、ぜひ試してみてください。
特に「スパム」はおにぎらずの定番です。この加工食品は人気が高く、しっかりした味わいで傷みにくいのが特徴です。
唐揚げ
おにぎらずには、「唐揚げ」もよく使われます。揚げた鶏肉は外はサクサク、中はジューシーで、時間が経っても美味しさを保ちます。保存性を高める香辛料が加えられているため、どんな年代にも好評です。
缶詰の焼き鳥
缶詰の焼き鳥は、加熱殺菌されており、おにぎらずに最適です。即座に使用できる利便性と、長期保存が可能な点が魅力です。味がしっかりついているため、おにぎらずに加えるとご飯との相性も抜群です。
肉味噌
肉味噌は、ひき肉と味噌を使った甘辛い料理で、ご飯との相性が抜群です。加熱することで長持ちし、忙しい朝にも簡単に作れます。野菜やチーズとの組み合わせもおすすめです。
抗菌作用のある食材
梅干し、しょうが、お酢は食品の保存性を向上させる効果があります。これらを細かく切ってご飯に混ぜると、食べ物をより長持ちさせることができます。特に塩分の高い梅干しや、ご飯に少量のお酢を加えると、味が変わることなく抗菌効果を発揮します。
塩分を多く含む食品
塩分の多い食品は、保存性に優れています。昆布の佃煮や塩昆布、きんぴらごぼう、生姜焼き、プルコギなどがおすすめです。火を通した肉類も傷みにくく、しっかりとした食感が楽しめます。
しっかり加熱した食材
卵や焼き鮭など、しっかり加熱した食材はおにぎらずに適しています。特に焼き鮭は、電子レンジで温め直すだけで、簡単に美味しい食事が楽しめます。
これらの具材を使用して、安全で美味しいおにぎらずを作りましょう。栄養満点で持ち運びやすいおにぎらずは、日々のランチやピクニックにも最適です。
スパムと卵焼きの組み合わせ
おにぎらずでよく使われる「スパムと卵焼き」の組み合わせは、その長持ちする特性と豊かな味わいで人気です。スパムはその塩分が特徴で、加熱することにより味が引き立ちます。一方、卵焼きはその柔らかな食感と、砂糖やみりんで加えた甘みが特徴です。この二つの食材を組み合わせることで、栄養的にもバランスの取れた一品が完成し、食事の時間をさらに楽しくします。
加工食品を活用したおにぎらず
スパム、ハム、ウィンナー、ちくわなどの加工食品は、予めしっかりと加熱しておくことで、おにぎらずの具として最適です。特にスパムはおにぎらずに不可欠で、焼くことで香ばしさが増し、食品の安全性も向上します。ベーコンやハムも同様に利用でき、新しい味わいのおにぎらずを発見できるかもしれません。
昆布の利用
おにぎらずに昆布を使うと、保存性が高まるだけでなく、風味も豊かになります。乾燥昆布は水分を含まず、傷みにくいため、さまざまなバリエーションの昆布、例えばしそ昆布やごま昆布、生姜昆布などを試すことができます。これらの昆布はおにぎらずの風味を豊かにし、ミネラルやビタミンも豊富で、すべての世代に適しています。
冷凍食品の活用
カツや唐揚げ、魚のフライなどの冷凍食品は、手軽さと便利さでおすすめです。これらは冷凍されているため、長期保存が可能で、品質を保ちやすいです。最新の冷凍技術により、味と栄養を保つことができ、冷凍食品を使用する際は、十分に加熱して冷ますことで、安全かつ美味しく楽しめます。
おにぎらずを安全に持ち運ぶためのポイント
おにぎらずを安全に楽しむための注意点について説明します。
気温が30~40℃になると、食中毒のリスクが高まります。特に黄色ブドウ球菌は、10℃以下での増殖が抑えられるため、低温での保存が効果的です。
傷みにくい具材を選び
冷やして持ち運べばより安全です。
職場への持参時は、保冷バッグや保冷剤を活用し、可能ならば冷蔵庫に保管しましょう。
車内ではクーラーボックスを利用するか、冷凍ペットボトルを保冷剤として使うのも良い方法です。
また、食中毒を防ぐためには、できるだけ早めに食べることが重要です。
また、おにぎらずを作る時には、具材やご飯を冷ましてから詰めることが大切です。
温かい状態で蓋をすると、水滴が発生しやすく、これが細菌の繁殖を助ける原因になり得ます。
また、具材の水分は細菌の増殖を促すため、しっかりと水分を取り除くことが望ましいです。
ご飯を冷ます際は、平らな皿やバットに広げ、扇風機やうちわで冷やしながら、乾燥を防ぐように注意しましょう。
まとめ
今回は、おにぎらずの作り方からオススメ具材と、注意点をご紹介しました。おにぎらずはその手軽さから多くの人に愛されていますが、選ぶ具材によっては意外と傷みやすいことも。
また、保冷剤の活用や適切な温度管理など、安全に持ち運ぶためのポイントもお忘れなく。
これであなたも、外出時でも美味しいおにぎらずを楽しむことができるでしょう。