冷めた春巻き、ベチャっとしてがっかり…なんて経験、ありませんか?

そんな時におすすめしたいのが、「電子レンジ&トースターの使い分けテク」
時間がない時でも、ちょっとしたコツで皮はパリッと、中はジューシーに仕上げることができるんです。
この記事では、春巻きを美味しく温め直すための調理器具別の方法や、冷凍保存時の注意点、さらに揚げたて食感を再現するための工夫まで、実用的な情報をわかりやすくご紹介します♪
春巻きの温め直しに最適な方法
冷めてしまった春巻き、せっかくならできたてのように“サクッ”と美味しく食べたいですよね。
ここでは、春巻きを温め直すときにおすすめの方法を3つご紹介します。
オーブントースターを使った方法
オーブントースターは、春巻きの「皮のパリパリ感」を取り戻すのにぴったりな調理器具です。
温める前に、春巻きの表面に軽く霧吹きで水をかけておくと、加熱時に水分が中に戻り、乾燥しすぎずジューシーさもキープできます。
【手順の目安】
1. アルミホイルを敷いたトレイに春巻きを並べる
2. 予熱なしで1000Wのトースターで約3~4分加熱
3. 途中で裏返して全体を均一に温める
焦げやすいので、表面がこんがりしてきたら早めに取り出すのがポイント。加熱しすぎると中身がパサつくので注意してくださいね。
魚焼きグリルとフライパンの使い方
魚焼きグリルは高温で一気に表面を焼き上げるので、春巻きの皮をサクサクに戻すのに最適です。
ただし、火が強いため、アルミホイルを敷いて焦げ防止を忘れずに。
フライパンは、中火でじっくり温めることで中までしっかり熱が通ります。
油を少量ひいて焼くと、揚げたてのような香ばしさが再現できます。
【フライパンの温め方】
・フライパンに小さじ1程度の油をひいて中火で加熱
・春巻きを並べ、両面を2~3分ずつ焼く
焦がさないように火加減を見ながら、時々蓋をして中まで熱を通すのがコツです。
ノンフライヤーでの温め方
ヘルシー調理で人気のノンフライヤーも、実は春巻きの温め直しに使えます。
油を使わずカリッと仕上がるので、健康を気にする方にもうれしい方法です。
【手順の目安】
1. ノンフライヤーを180℃に予熱
2. 春巻きを入れ、5?6分加熱
3. 途中で一度ひっくり返して全体を均一に加熱

冷凍していた春巻きを温める場合は、少し時間を延ばして様子を見ながら調整しましょう。
加熱ムラを防ぐためにも、少量ずつ温めるのが理想です。
電子レンジとオーブントースターの違い
春巻きを手軽に温め直したいとき、電子レンジとオーブントースターのどちらを使うべきか迷いますよね。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを把握して、上手に使い分けるのが美味しさのコツです。
電子レンジを使った春巻きの温め
電子レンジはとにかく手軽でスピーディ。
時間がないときには重宝します。ただし、皮がベチャッとしてしまうのが難点です。
【手順の目安】
1. 春巻きを耐熱皿にのせ、ふんわりラップをかける
2. 500~600Wで30秒~1分程度温める

加熱しすぎると中身が破裂しやすいので、少しずつ様子を見ながら温めるのがポイント。
皮の食感は損なわれやすいですが、中の具を温めるには最適です。
オーブントースターと電子レンジの利点・欠点
【電子レンジの利点】
・時短で中までしっかり温まる
・手間が少なく使いやすい
【電子レンジの欠点】
・皮がしっとりして食感が損なわれやすい
・表面がカリッとしない
【オーブントースターの利点】
・皮がパリッと仕上がる
・香ばしい風味がよみがえる
【オーブントースターの欠点】
・中まで温めるのに少し時間がかかる
・焦げやすいので目が離せない
両方をうまく組み合わせるのもおすすめ。

まず電子レンジで短時間温めて中まで火を通し、その後トースターで表面を焼くと、手間は増えますが仕上がりは抜群です。
温め直し時の時間と温度の目安
調理方法 | 温度設定 | 時間目安 |
---|---|---|
電子レンジ | 500~600W | 30秒~1分 |
オーブントースター | 約1000W | 3~5分(途中裏返す) |
ノンフライヤー | 180℃ | 約5~6分 |
春巻きの大きさや厚みによって変わるので、加熱しすぎに注意しながら様子を見て調整してください。
冷めた春巻きの復活方法
時間が経って冷めてしまった春巻きでも、ちょっとした工夫で美味しさを取り戻すことができます。
ここでは、春巻きを再びおいしく食べるためのポイントをご紹介します。
水分を保つための工夫
冷めた春巻きを温め直すときに避けたいのが「中の具がパサパサになること」。
これを防ぐには、水分の蒸発を抑える工夫が重要です。

たとえば、加熱前に春巻きに軽く霧吹きで水をかける、または湿らせたキッチンペーパーで包んでから温めることで、中の水分を逃さずふっくらと仕上げられます。
電子レンジを使う場合は、ふんわりラップをかけることで水分が飛ぶのを抑えることができます。
トースターやフライパンの場合も、加熱しすぎないよう時間を調整するのがポイントです。
アルミホイルの使い方
オーブントースターや魚焼きグリルを使う際に活躍するのがアルミホイル。
焦げ付きや過剰な乾燥を防ぐだけでなく、熱を程よく分散させる効果もあります。
春巻きを直接網にのせず、軽くくしゃっとしたアルミホイルの上に置くことで、空気の通りがよくなり、外はカリッと中はふんわりという理想的な仕上がりに。
途中でホイルをめくって、表面の焼き色をチェックするのもおすすめです。
また、加熱後に少しアルミホイルで包んでおくと、余熱で全体がじんわり温まり、食べるときの熱々感が長続きします。
春巻きの具材に応じた温め方
春巻きの中身によって、適した温め方も少しずつ異なります。
肉系の具(ひき肉やチャーシューなど)
中心までしっかり温めるため、電子レンジで1分程度温めた後、トースターで仕上げ焼きがおすすめ。
野菜中心の具(春雨、キャベツ、もやしなど)
水分が出やすいので、低めの温度でじっくりトースターやフライパンで温めるのがベスト。
チーズ入り
チーズがとろけるタイミングを見計らって、短時間で温める。トースターの場合は焦げに注意しながら見守るのが◎。
具材によってベストな方法を選べば、冷めた春巻きでも十分に満足できる美味しさを引き出せます。
揚げた春巻きの美味しさを再現するコツ
冷めてしまった春巻きでも、ちょっとしたコツを押さえれば「揚げたてのような美味しさ」を再現することができます。
特に重要なのは温度調整と皮の扱い方、そして風味アップの工夫です。
パリパリに仕上げるための温度調整
春巻きの「パリッ」とした食感を復活させたいなら、加熱温度に注目しましょう。
低温すぎると皮がしんなりしやすく、高温すぎると焦げてしまうことも。
【目安温度と時間】
・オーブントースター:1000Wで予熱なし、片面2~3分ずつ
・ノンフライヤー:180~190℃で約6分(途中で裏返す)
・フライパン:中火で両面を2~3分、少量の油で焼く
一気に高温で加熱するのではなく、じんわり熱を入れて皮を乾かすイメージで温めると、パリッと感が戻りやすいです。
春巻きの皮をパリっとさせる工夫
皮をパリパリに仕上げるためには、「余分な水分を飛ばす」ことがカギ。
冷めた春巻きは、表面に水分が浮いていたり、しっとりしていたりすることがあります。

そんな時は、温める前に表面の水分をキッチンペーパーで軽く押さえると効果的です。
また、トースターやノンフライヤーを使う際は、加熱の最後にアルミホイルを外して仕上げ焼きをすると、さらに香ばしさがアップ。
焼き上がり後に数分置くことで、余熱で皮が乾いてさらにパリッと感が出やすくなります。
春巻きの風味を引き立てる方法
温め直すだけでなく、ちょっとしたひと工夫で風味もグッとアップします。
・フライパンで温めるときに、ごま油を数滴垂らして香ばしさをプラス
・焼き上がりに軽く塩をふると、味が引き締まる
・香味野菜(長ネギや生姜)を一緒に温めて、香りを加えるのもおすすめ

特に皮が香ばしく仕上がると、食欲も倍増。
あっさりした具材の春巻きには、こうしたアクセントがよく合います。
揚げた春巻きの魅力は、カリッとした皮とジューシーな中身のコントラスト。
正しく温め直せば、冷めたものとは思えない美味しさが戻ってきますよ。
冷凍春巻きの温め方
作り置きやまとめ買いに便利な冷凍春巻き。
上手に温め直せば、冷凍とは思えないほど美味しく仕上がります。
ここでは、冷凍春巻きを美味しく食べるための解凍・加熱のポイントをご紹介します。
冷凍状態からの解凍・加熱手順
冷凍春巻きは、解凍せずにそのまま加熱できるタイプが多いですが、加熱ムラを防ぐためにはちょっとした工夫が必要です。
【トースター・ノンフライヤーの場合】
1. 冷凍春巻きを常温に2~3分置いて表面の霜を取る
2. アルミホイルを敷いたトレイに並べる
3. 1000Wのトースターで片面4~5分ずつ加熱
ノンフライヤーを使う場合は180℃で7~8分が目安。途中で裏返すと全体が均一に温まります。
【電子レンジの場合】
1. 耐熱皿に春巻きをのせ、ラップをかけて500Wで1分加熱
2. その後トースターで軽く焼いて仕上げるとパリっと感が出ます
冷凍春巻きの保存方法と注意点
冷凍春巻きをおいしく保つには、保存方法も大切です。
・1本ずつラップに包んで冷凍することで、冷凍焼けやニオイ移りを防げます
・保存袋に入れる場合は、空気をしっかり抜いてから密封
・冷凍後は1ヶ月以内を目安に食べきるのがおすすめ
また、揚げたてを冷凍する際は、粗熱が取れてからすぐに冷凍庫に入れるのがポイント。
熱いまま冷凍すると水分がついて霜が出やすくなります。
冷凍だけど美味しく仕上げるコツ
冷凍春巻きでも、ちょっとしたひと手間で「手作り感のある仕上がり」になります。
・表面に少量の油を塗ってから焼くと、揚げたようなカリッと感に
・トースター仕上げの際にアルミホイルを軽くくしゃっとすると、下からも均等に熱が通ります
・温めたあと、2~3分置いて余熱で仕上げると中までじんわり温まります

冷凍でもここまで美味しくなるんだ!と感じられるコツばかり。
忙しい日やあと一品ほしいときに、冷凍春巻きは強い味方になりますよ。
春巻きの食感を取り戻す工夫
春巻きの魅力といえば、やっぱりあの「パリッとした皮」と「ジューシーな中身」。
冷めてしまったり保存した後でも、ちょっとした工夫で食感をしっかり復活させることができます。
水溶き小麦粉や片栗粉の活用法
皮が破れてしまった春巻きや、どうしてもパリッとしないときは、水溶き小麦粉や片栗粉を「補修材」として活用するのがおすすめ。
例えば、皮の一部が開いてしまった場合は、少量の水溶き小麦粉を塗って貼り合わせることで、焼くときに中身が漏れずきれいに仕上がります。
また、春巻き全体にごく薄く水溶き片栗粉を塗ってから焼くと、焼き上がりがパリッと感アップ。
どちらも塗りすぎはNG。
刷毛やキッチンペーパーで軽くなじませる程度がベストです。
揚げたてに近づけるための水分管理
水分管理も、食感を左右する重要ポイントです。
冷蔵・冷凍保存していた春巻きは、水分が表面に出てしっとりしていることが多く、そのまま加熱するとベチャッと仕上がりがち。
温める前に、表面の水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取ることで、余計な水分をカット。

さらに、加熱中に水蒸気がこもらないよう、トースターやフライパンではラップを使わず、空気が通る状態で加熱するのがポイントです。
電子レンジを使う場合でも、仕上げにトースターで軽く焼くことで、皮のパリッと感を復活させられます。
外側のパリっと感を復活させるポイント
春巻きの「外側のパリッと感」は、ちょっとした加熱テクニックでぐんと戻ります。
・トースターの最後1分はホイルを外して焼き上げる
・ノンフライヤーやオーブンでの仕上げ時に、上下の加熱を均等に
・焼き上がり後すぐに皿にのせず、網の上で少し冷ます(余分な蒸気を飛ばす)
さらに、フライパンで軽く再加熱する場合は、ごく少量の油を引くと皮が香ばしくなります。
火加減は中火?弱火で、焦がさないように気をつけながら仕上げてください。

このひと手間で、まるで揚げたてのような食感が戻ってきますよ。
春巻き温めのための調理道具
春巻きを美味しく温め直すには、どんな道具を使うかも重要なポイント。
調理器具の選び方や、ちょっとした道具の使い方で、仕上がりにグッと差が出ます。
オーブントースターの選び方
春巻きの皮をパリッと仕上げたいなら、オーブントースター選びはかなり大事。
ポイントは以下の通りです。
温度調節ができるもの
100~250℃程度の細かい調整ができると便利です。
庫内が広めのもの
春巻きを並べたとき、空気が流れやすくムラなく焼けます。
上下ヒーター付き
上下から均等に加熱できると、焼き色もきれいに仕上がります。
できれば「ヒーターむき出しタイプ」よりも「コンベクション式(ファン付き)」の方が、熱の回りが早く、パリッと仕上がりやすい傾向があります。
バットやラップの活用法
春巻きを温め直すときに、バットやラップも便利なサポートアイテムになります。
【バットの使い方】
・焼き網代わりに使用することで、加熱後すぐに油切りができる
・温め後、網の上で休ませることで、余分な水分を飛ばしやすくなる
【ラップの使い方】
・電子レンジ加熱時はふんわりかけて、乾燥を防ぎつつ蒸気を閉じ込める
・ピッタリかけすぎると皮がベタつく原因になるので、ふんわりが鉄則

また、クッキングシートやアルミホイルも合わせて使うことで、後片付けがラクになったり、焼きムラを防げたりとメリットもたくさん。
ちょっとした工夫と道具の使い方で、春巻きの温めがもっと快適で美味しくなりますよ。
まとめ
・電子レンジは「時短&中までホカホカ」に最適
・オーブントースターは「皮パリ&香ばしさ」でおすすめ
・冷凍春巻きは加熱前の霜取りと温度管理がカギ
・アルミホイルや霧吹きなど道具の使い分けで仕上がりUP
・食感復活には水分コントロールと温度調整が重要
春巻きって、ほんの少しの工夫で驚くほど美味しさが変わるんですよね。
