映画【エルヴィス】が遂に公開されましたね♪
今回はロックの神様、キング・オブ・ロックンロールとも呼ばれたエルヴィスプレスリーの代表曲を中心に調べました!
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エルヴィスプレスリーが居なかったら、ビートルズもクイーンも生まれなかった!
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と、よく言われますが、

数年前に公開されたクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」に感動した私は、今回の「エルヴィス」をずっと楽しみにしていたのでワクワクして観てきました♪
彼の時代を私はリアルタイムでは過ごしていませんが、それでもやっぱりエルヴィスプレスリーの曲は何かある度に耳にするし、カバーしている人も多いので耳に馴染みがあります。
では、まずはエルヴィスプレスリーの代表曲をチェック!
エルヴィスプレスリーの代表曲
エルヴィスプレスリーのデビュー曲は、「That’s All Right/Blue Moon Of Kentucky」(1954年)
もう68年も前なんですね!
そんなエルヴィスプレスリーの代表曲は、人によって思い入れもそれぞれあるので違ってくるかも…ですが、

私が個人的に考えるエルヴィスプレスリーの代表作は、
Love Me Tender「ラヴ・ミー・テンダー」。
エルヴィスプレスリーというと、真っ先にこの曲が頭に浮かびます。映画の中でも歌ってくれるかなと期待してましたが、残念ながら流れてきませんでした。
そして、
- Jailhouse Rock「監獄ロック」
- Stuck On You「本命はお前だ」
- Burning Love「バーニング・ラヴ」
- Can’t Help Falling In Love「好きにならずにいられない」
- Heartbreak Hotel「ハートブレイク・ホテル」
- Suspicious Minds「サスピシャス・マインド」
これらは映画「エルヴィス」の使用曲の一部であり、エルヴィスプレスリーの代表曲の一部です。
わずか42年で100年生きたかのようなエルヴィスプレスリー!

もう何百曲もあるので、
さすがに全部書ききれないですね。汗
そのエルヴィスの完コピで、歌も演奏も吹き替え無しで主役のオースティンさんが演じきり、カンヌ国際映画祭で上映された時は、みんな感動して、
カンヌ映画祭、最長の12分間ものスタンディグオベーションだったという話題は、今も記憶に新しいですね♪
∞∞∞∞ お知らせ ∞∞∞∞
2022年10月18日!ついにエルヴィスのブルーレイが発売されることが発表されました~🎉
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なぜエルヴィスは熱狂的な人気があったのか
現代に生きる私たちにはちょっと理解しがたい時代背景もかなり影響してます。
政治的な話は割愛しますが、、
当時、白人はカントリーミュージック。
黒人は、ジャズやブルースが主流で、双方かなりのへだたりというか、違いがありました。
エルヴィスは、父親の事業の失敗による多額の借金のため、やむなく黒人居住地内にある小さな白人居住地に住むことになります。
メンフィスの街です。
メンフィスの街には、常にジャズやブルースが溢れていてそういう環境の中で黒人の友達と遊んで過ごしたエルヴィス。
自然と体に黒人音楽のリズムが刻み込まれ、それを彼の中で消化したのがエルヴィスのロックの始まりに繋がります。
歌い方、リズムが黒人音楽を思わせたので、ラジオで聴くことが多かった当時は、すっかりエルヴィスは黒人歌手だと思いこまれていたようです。
そしてパーカー大佐と出逢い、人気番組にエルヴィスを出演することになり、黒人と思いこんでいたらイケメンの白人だったことのギャップも加わりまたたくまにスターダム。
つまり、
お父さんが借金を抱え黒人居住地に引っ越しせざるを得なくなったけど、体の内側から黒人音楽を吸収出来た。
パーカー大佐とは色々あったけど、彼が居なかったらエルヴィス伝説は生まれなかった。

どちらも事実で偶然が必然って感じですね。
映画エルヴィスのキャスト
主役は、もちろんエルヴィスプレスリー役のオースティン・バトラーさん。
ディズニー・チャンネルのTVシリーズドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」(2006)でデビューしたオースティンさん。
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」で、ヒッピー・グループの一員・テックス役を演じ一気に注目されるようになった俳優です。
今回オースティンさんは、エルヴィス役が決まってから彼のこれまでの映像を何度も何度も見返し、エルヴィスの動きをミリ単位で研究したそうですよ。

撮影が始まる二年前から、エルヴィスに関する本を読み、残っている映像やインタビューをすべて見聞きして研究!
すごい俳優魂ですね♪
オースティンさんの話す声、歌声、もうめちゃくちゃ魅力的でした!
特に目の動き、視線の使い方には大注目ですよ~♪
音楽のこだわりに迫る映画「エルヴィス」
そしてビジネスパートナー・敏腕マネージャーのトム・バーカー大佐役にはトム・ハンクスさん。
トム・ハンクスさんといえば、もう超有名なハリウッドスターですよね。
出演作はめちゃくちゃ多いですが、特に「フォレスト・ガンプ」は心に残っています。
そんなトム・ハンクスさんだからこそ、今回の役・演技については賛否両論があるそうです。
というのも、アメリカ人にとって、トム・ハンクスさんは「アメリカの良き父」として存在し続けてほしかったのに、
今回の「エルヴィス」での役は、金儲けのために言葉巧みにエルヴィスプレスリーを操るマネージャーだからです。
つまり、悪役ですね。
あの役は何?と、憤慨している人達が多いからだそうです。
それだけ、トム・ハンクスさんの演技が素晴らしいんです。私が最初映画エルヴィスで彼を観た時も、

「なんかトム・ハンクスさんに似てる気がするけど、、誰だろう」
なんてうっかり考えちゃったくらい。
実は特殊メイクでした♪
トム・ハンクスさんも役者ですから、ひとつの型にはまらずに色々な役を演じたいですよね。
途中までは、

あれ!?悪役とか言ってたけど、一生懸命エルヴィスのことを考えてる良いマネージャーじゃん。
なんて勘違いしちゃいましたが、なかなか恐るべき人物というか、、、まぁ、ようするに自分の金儲けしか考えてない人なのか、というのが話の展開とともに確実になってきました。
とはいえ!
やはり、パーカー大佐が居なかったらエルヴィスはあそこまで世界的に有名にならなかったのも事実。
自分の金儲けのためにエルヴィスを使ったパーカー大佐ですが、彼に熱狂する人達を観て、「これは行ける!」と踏んでエルヴィスに近づきマネージャー(というかプロデューサー?)になります。
早速、アメリカの有名テレビ番組などに出演させるなど、剛腕マネージャーぶりを発揮!

また今では当たり前のアイドルグッズなども、パーカー大佐が発案したものです。かなりのアイデアマンですね。
次第に、このままではパーカー大佐に良いようにされ潰されると感じたエルヴィスは彼と距離を置こうとしますが、、そこは言葉巧みでアイデアマンのパーカー大佐。
結局あの手この手で自分のもとに繋ぎ止めます。
一見良い人、優秀なマネージャーに見えるけど、裏では自分の金儲けしか考えていなかったというパーカー大佐。
映画では出てきませんが、後年、元妻のリサさんへのインタビューに依るとリサさんにとってパーカー大佐はとても良い人で感謝しかない存在だったそうです。
そんな裏表がありすぎるパーカー大佐を演じたトム・ハンクスさん!
かなり演技が光ってます!
エルヴィス役のオースティン・バトラーさんもエルヴィスを演じきるためにものすごい努力をされているけど、トム・ハンクスさんの演技も是非是非、楽しんでください♪
今年の秋に上映予定の「ピノキオ」もとても期待されています!
その他、映画エルヴィスのキャストは、
- スティーヴ・ビンダー 役 デイカー・モンゴメリーさん
- プリシラ・プレスリー役 オリヴィア・デヨングさん
- グラディス・プレスリー役 ヘレン・トンプソンさん
- ヴァーノン・プレスリー役 リチャード・ロクスバーグさん
- ジミー・ロジャーズ・スノウ役 コディ・スミット=マクフィーさん
- ジェリー・シリング役 ルーク・ブレイシーさん
- デクシー・ロック役 ナターシャ・バセットさん
- スコッティ・ムーア役 ゼイヴィア・サミュエルさん
等など。
調べてみたら、意外とオーストラリア出身の俳優さんが多い気がしました。
また映画では、エルヴィス自身の歌以外にも、彼の音楽の原点の黒人音楽も随所に流れています。

彼女の衝撃的な声に魅了されますよ!
是非、映画エルヴィスで、エルヴィスプレスリーの代表曲を聴きながら、1950年代にタイムスリップしてみてください♪
そうそう!
エルヴィスは日本に来たかったという事実にもビックリしました。
何としてもドイツや日本に行って歌いたいと切望してくれてたんです。何度もそう訴えていたのに、、、
なぜ、日本で歌いたいという願いが叶わなかったのか。

その悲しい理由は、映画「エルヴィス」を観れば分かりますよ!
是非、上映中に観てみてくださいね。