この記事の要点
- ドクターコトーの映画あらすじ
- ドクターコトーの映画ネタバレ

ドクターコトーの映画のネタバレは、せいぜいキャストについてのネタバレくらいに…と思ったのですが、やっぱりもうちょっと書いてみます!笑
私はあらすじとか、ネタバレを先に知ってからの方が楽しめる(作品にもよりますが…)ので、先に調べたりすることも多いのですが、
うちの息子の場合は、ネタバレ反対派なので例えばTwitterとかにはネタバレが含まれるツイートがアップされてることがあるので、自分が実際に観るまではTwitterも観ない徹底ぶりです。
その気持も分かります。
なので、ネタバレが苦手な方は、ご自身がドクターコトーの映画を観るまでは、こちらの2記事を参考になさってください。
⇒ ドクターコトーたけひろの記事
⇒ ドクターコトーのリカについての記事
たけひろの記事については、文末にキャストについてのネタバレありですが、リカについての記事の方は、ドラマの再放送を観た時の感想なので、映画のネタバレはありません。
ドクターコトー映画のあらすじとネタバレ
ドクターコトーの映画は、これまでのDr.コトー診療所ドラマの総集編のような感じです。

映画の冒頭部分は、ドクターコトーのサウンドトラック「COTO」に乗せて、のどかで優しさ・幸せに満ちた顔をした島民のようすが描かれています。
「COTO」の三味線(三線・さんしん)の優しい音色はココから視聴も出来ますよ♪
中島みゆきさんの【銀の龍の背に乗って】と同じく、この曲も名曲ですよね!
気持ちが優しくなれます♪
ドクターコトー映画のあらすじ
今回の映画では、過去に放送されたドラマの回想シーンは一切登場しませんでした。
全て、最新映像です!
つまり、映画の脚本も全く新しいものとなっています。
もちろん、これまでの登場人物もそれぞれ年齢を重ねて登場。

いつもの、のどかな雰囲気の島の様子、そこで生活する人達を優しい三味線の調べに乗せて映し出してていきますが、早速、問題発生!
大怪我が続出
島にやってくる新しい看護師・西野那美(生田絵梨花さん)と研修医・織田伴斗(キンプリの高橋海人さん)がたまたま乗り合わせた船で、乗客同士の喧嘩が勃発!
それを止めに入った村長が大怪我をしてしまいます。
島に無線連絡でコトー先生となんとか会話出来たので那美はコトー先生の指示で応急手当をし、無事に島に到着。

この那美ちゃんは、島で生まれ育って、看護師として本土で仕事していたけど島に戻ってきたという設定です。だから、みんな彼女のことを知っています♪
後は、コトー先生が手術して成功し、そのまま村長(元村長?)しばらく入院することになります。
そして今度は、剛洋(たけひろ)の父親・剛利(時任三郎さん)が漁に出ていてこれまた大怪我をしてしまいます。
剛利は、船で一緒に漁をしていた、たけひろの親友・くにちゃん(前田公輝さん)を助けようとして大怪我をしてしまったのです。
くにちゃんが100キロものカジキを捕まえるけど、1人ではあげられないのでそれを剛利が手伝っている時にカジキの上アゴが剛利の脚に刺さってしまったのです。

本当に、ドクターコトーのドラマも映画も、大怪我をするシーンが後を絶ちません。
たけひろに連絡
そこで、たけひろに父親の大怪我・手術・入院の話をする、しないでちょっとヒトモメがあります。
剛利は、コトー先生に「このことはたけひろには黙っていてほしい」と頼みます。
が、茉莉子(大塚寧々さん)が勝手にたけひろに連絡してしまいます。
でも、なんかたけひろは問題を抱えているようで、電話に出ないので留守電にメッセージを入れますが、その後、たけひろからは何の連絡もありません。
結局、たけひろはその留守電を聞いても、すぐには島に帰りません。
詳しくは、こちらに書いています。
たけひろを追って東京の刑事が島に来たり、茉莉子に頼まれて息子のりゅう君(神木隆之介さん)がたけひろについて調べたら、たけひろが勤めていたクリニックで医療事故があったこととか突き止めます。
結果、たけひろは医者になれていなかったことがバレてしまいます。
でもどこにも居場所がないたけひろ。

父親は相変わらずぶっきらぼうながら、「ここはお前の家だ」と優しく受け入れてくれます。
でも、島の中では、たけひろが医者になって戻ってきたと勘違いして、しげさん(泉谷しげるさん)たちをはじめ大はしゃぎ。
しげさんは村の皆んなと歓迎会を開いたりして、居づらくなるたけひろ。
そんな時、台風がやってきて島で土砂崩れが発生!
そこにくにちゃんが現れ、「これから土砂崩れ現場に行くから、たけひろ、お前も来い!」とヘルメットをたけひろに渡します。

あのままでは居づらくて辛くなるところだったたけひろは、このくにちゃんのおかげで皆んなの中に溶け込むことが出来ます♪
コトー先生が重大な病気
実は…これらの話と並行して、コトー先生が重い病気にかかっていたことも分かります。
伴斗先生(高橋海人さん)に頼んで検査のための組織を取り、彩佳の乳がんの時の担当医の鳴海先生(堺雅人さん)にそれを判定してもらいます。

すると重大な病気(急性骨髄性白血病)なので、すぐにでも東京で入院・治療するように勸められます。
でも今、島を離れるわけには…と悩んでいるうちに、この土砂崩れが起きてしまい、本当は倒れて寝ていないといけない状態だったのに診療所にコトー先生はやってきて、みんなの治療を始めてしまいます。
そして、無理がたたって、彩佳は切迫流産の危機に陥り倒れてしまいますがコトー先生は心臓停止した患者の緊急処置をしているため、彩佳の元には行けません。

そうこうしているうちに
遂にコトー先生も倒れしまいます。
それで伴斗先生が代わりに心臓マッサージをするのですが…別記事にも書いたけど、、
どうして、コトー先生が皆んなの見ている前で廊下で倒れたのに、誰一人コトー先生のところに駆けつけないの?

これ、
すっごく不思議なシーンでした。
伴斗先生が心臓マッサージを諦めた時、今度は見かねたたけひろが心臓マッサージを代わりにやります。

だから、
なんでコトー先生のとこには行かない?
コトー先生が誰も死なせない!と言った言葉のために、たけひろは頑張って心臓マッサージを続け、ついに患者は、なんとか息を吹き返し一段落。
那美の祖母の手術
コトー先生も自力で意識を取り戻しますが、那美の祖母・美登里(藤田弓子さん)が嵐の中、避難所から自宅に戻った時に怪我をし、たけひろとくにちゃんに助け出され診療所につれていきます。
心筋梗塞?も引き起こしていたため手術が必要ですが、、
やっと意識を取り戻したコトー先生が緊急手術をすることになります。どう考えても無理でしょ!という状態ですが、、

すごい集中力で、
伴斗先生にも助けてもらい手術を成功させます。
そして、、、や~っと、倒れた彩佳の元に行くコトー先生。
ベッドで寝ている彩佳のそばに座って彩佳の手を握りますが、次第に力が無くなり手がダランと落ちるコトー先生。

一体、どうなったの?
ただ、一時的に気を失っただけ?
その後、東京の鳴海先生のところで治療出来たの?
何も分からないまま、突然スクリーンが真っ白に!
結末はどちらにも取れる内容
それから時が流れた志木那島の様子が、ほのぼのと描かれていきます。
剛利は、なんとか不自由な足ながら漁師の仕事をしています。
たけとしは、あの土砂崩れでの騒動の時、医者でないため手伝え無かったことが悔やまれたというか、改めてやっぱり医者になろうと決心した感じで、再び大学で研究している様子が描かれました。
そこにコトー先生の自転車に乗った白衣を来た男性が現れるので、「コトー先生だ♪」と思ったら、、伴斗先生でした。

伴斗先生は、こんな島にずっと居られないと言っていましたが、あの嵐の時のコトー先生に感動して、そのまま島に残っているという感じ?
診療所で、彩佳が産んだ子を囲み、彩佳の父親・星の正一(小林薫さん)や母親・昌代(朝加真由美さん)が微笑ましく見守っています。
その子が突然立ち上がり、みんな大喜び。

1歩、2歩、、、と歩いてる思ったら(普通、初めて立ったり、歩いたときって数歩どまりだけど…笑)なんと何歩も歩いて診察室に入っていきます。
診察にいるコトー先生がその子を抱き上げる…というところで映画は終わるのですが…。
このシーンってどっちにも取れるんですよね。

コトー先生が白血病を治して、島の診療所で仕事を再会しているとも取れるし、考えたくないけど、あのまま亡くなってしまって…夢、というか、みんなの叶わなかった願望とも取れるし…。
どうなんでしょう。
やはり、ここは見ている人、一人ひとりの想像におまかせしますという感じですね。
ドクターコトー映画の製作秘話!?
Dr.コトー診療所というと、やっぱり「コトー先生」と「たけひろ」ですよね♪
今回コトー先生(吉岡秀隆さん)は、それなりに年齢を重ね白髪(銀髪?)になっていたし、看護師の彩佳(柴咲コウさん)は自然の流れでナットクですが、コトー先生と結婚し妊娠中ながら看護師を続けているという設定。

映画の予告で彩佳が妊娠しているのが分かり、それもコトー先生と結婚していたというので、ホッとしてました。
さて、もうひとりの立役者!たけひろ。
別記事で書いたように、演じた富岡涼さんはドラマに感化されご自身も医者になろうと決意し、芸能界を去りました。
そして、今回ドクターコトー映画化に合わせ、富岡涼さんにまた出演して欲しいというオファーがあり、「この映画だけ」という限定で役者復活してくれました♪
監督から頼まれて、悩みに悩んでそのお話の2週間後に出演依頼を受ける決心をしたそうです。

やっぱり、
たけひろが出ないとね!
今回、ドクターコトー映画の舞台挨拶で、富岡涼さんはこの映画のために15キロもの減量に成功したそうです。
やっぱり意気込みが違いますね!
そして16年ぶりに父親の剛利(時任三郎さん)とも再会したけど、やはりあの長い年月を父子として演じてきただけあり、父親に久々に会えたという感覚だったそうですよ♪
また、今回映画化のお話を柴咲コウさんにしたところ、柴崎さんは「たけひろは、あのたけひろたぶよね?ほかの子じゃ嫌だ…」と言ってくれたので、富岡涼さんにも出演依頼のお願いをしたというエピソードも明かされました。
みんなの気持ちが一緒になって作られた映画ですね♪
ミナとリカ
Dr.コトー診療所2006年の時に登場した、看護師のミナ(蒼井優さん)。
彩佳が乳がん治療のために(表向きは資格を取るために…と島の皆んなには説明)島を離れるため、彩佳の代わりにやってきた看護師です。
当時、診療所の事務長だった和田さん(筧利夫さん)と、なんか良い感じでしたが…ドラマと映画の間で、結婚していました♪
しかも島の人口に貢献する!と、5人の子供が♪

和田さんとミナはしょっちゅうスマホのテレビ電話でやりとりして今もラブラブなのが伝わってきます。
そして、当時の漁労長だったしげさん(泉谷しげるさん)の一人娘・リカ(伊藤歩さん)は、その後どうなったかな~と思ってたら、、
こちらも幸せいっぱいの雰囲気で、しげさんともタブレットでの会話をしょっちゅう楽しんでいます。しげさんは食事する時とか必ず、連絡しリカ達の様子を見ながら食事するって感じでしたね♪
ドラマで生まれた孫のしげはる君と、その後に生まれたらしい双子の女の子たち♪
今回、蒼井優さんも伊藤歩さんも、直接撮影現場には出ていなくて、スマホやタブレット越しの出演でした。
時代とともに変わったもの
今回の映画で、長い年月を経て変わったものに、
- コトー先生の自転車が、電動自転車になった
- 和田さんもしげさんも、スマホやタブレットを使いこなしている
そして、みんな幸せそうで良かったです。

たけひろも再び医者を目指してるし、伴斗先生も島の診療所で頑張ってるし♪
問題は、、やはり、コトー先生はどうなったのか!?ですね。
コトー先生役の吉岡秀隆さんが舞台挨拶で、「僕が五島健助として白衣を着ることはこれっきりなので、スクリーンで最後のコトー先生を皆さんに見ていただいて吉岡は幸せです」と発言されたとのこと。
う~ん、この発言を聞くと、、やはりコトー先生は…悲しい結末?
でも、今回の映画についているサブタイトルが、
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人を救って人に救われて、そして、ここに生きている。
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このメッセージで行くと、やっぱりコトー先生は無事に難病を克服し、また島の診療所に戻って皆んなの診療を続けている。
と、考えられるかな?

うん、
そういうことにしときましょ!笑
今回も、最後まで読んでいただき、有り難うございました。