この記事の要点
- 大怪獣のあとしまつをアマプラで観る方法
- 大怪獣のあとしまつのあらすじ
- 大怪獣のあとしまつのネタバレ
2022年2月4日、映画「大怪獣のあとしまつ」が上映されたので、当時、初日に映画館に観に行きました。
その時、まだこのブログを作って無かったので観た感想を書いていなかったのですが、、、

12月からアマゾンプライム(アマプラ)で観られるようになったというニュースが届いたので、改めて紹介します!
大怪獣のあとしまつがアマプラに遂に登場!
2月に上映された大怪獣のあとしまつ。
遂に、アマプラ(アマゾンプライム)に登場しました。

あらすじも確認出来ますよ♪
最初、映画館で予告を観た時は、面白そう♪って素直に思えたんですよね。
今までにない題材だと思ったからです。
だって、これまで色々な映画だと、
怪獣が出てきて戦う!
⇒ 負けた怪獣は、その場に倒れる!!
そこまででしたよね。

そういえば、その倒れた後ってどうなったの?ということは、今まで考えたことも無かったので、これはすごく面白そう!って思ったんです。
その時は。笑
もしかすると、、、映画じゃなく、原作を読むほうが良いかもしれない!?
⇒ 大怪獣のあとしまつの原作
こちらのamazonの原作本紹介ページから「試し読み」も出来ます。

この大怪獣のあとしまつという映画は、私自身は最初の期待が大きかった分、実際に映画を観てガッカリしたんですが…。
今回、改めて調べてみたら意外にも高評価の人達も多いことにもビックリしました。
amazonに高評価、低評価の口コミがズラリとアップされています。
高評価の口コミレビューを拝見して、いや、、これはもしかすると、この人達の言うことも一理あるかも…と思い直してきました。

なので、高評価の人の口コミにある考え方で映画をもう一度見直すと、意外と私の中の評価も上がるかもしれない…とも、思えてきたところです。
⇒ 大怪獣のあとしまつのレビュー賛否入り乱れている様子
※amazonに実際に投稿されている様々な意見を読むことが出来ます。
ところで、

大怪獣のあとしまつのネタバレって、書いた方が良いのか、書かない方がよいのか迷いどころですよね。
私は「先に知りたい派」ですが、「絶対に先に知りたくない!」という人も多いし…
なので、
大怪獣のあとしまつのネタバレは最後の最後に書きますね。
大怪獣のあとしまつのあらすじ
さっきも書きましたが、他の映画を観に行った時に、予告映画のコーナーで「大怪獣のあとしまつ」を観て、これは面白そう♪と思いました。
だって、確かに、怪獣が出てくる映画ってこれまでもたくさん見てきたけど、倒されて終わりですよね。

メカゴジラならともかく、生身の怪獣ならその後どうなるか、どう処理すのかって、確かに重大問題です。
なので、着眼点がとても素晴らしいと思い、どんな内容になるのかワクワクして公開日を楽しみにしていました。
あらすじ

全く内容を把握しないで映画を見たので、最初からなんだかよくわかりませんでした。汗
どうやら同窓会みたいな感じの会場で、大怪獣が死んだという話題で盛り上がっていて、突然、雨音ユキノ(土屋太鳳さん)が教室を出て廊下に出ると、帯刀アラタ(山田涼介さん)がスマホをいじってて、
よく分からないけれど、元恋人?という匂わせシーンで、突然アラタは特務隊と書かれた大型バイクに乗って緊急サイレンを鳴らしながら立ち去る。
ユキノも呼び出しがあり、その前に一旦帰宅する…
となって、帰宅すると夫の雨音正彦(濱田岳さん)がいて、キスをすると「これから暫く帰らない」と告げ、と家を出ていく。

この場面まで、
よく分からない状態。
結局、観ていくうちに、この3人は「特務隊」の元同僚ということがなんとか分かりました。
アラタとユキノは以前付き合っていて結婚間近だった。
でもある日、アラタはオートバイ、ユキノと正彦は自動車で任務についていたけど、なぜか空から降ってきた光に包まれたアラタは突然消えてしまう!
その時の衝撃で正彦は、自動車の部品に挟まれ足を失う。
アラタはその後、姿を消したままとなります。
ユキノは自分の運転ミスで正彦の足を失わせた負い目もあるからか、正彦と結婚します。
大雑把に言うと、こういう展開になってました。
で、
正彦は、総理秘書官。
ユキノは、環境大臣秘書官。
そして2人とも大臣からの信頼も厚く、バリバリと働いているという設定です。

ある日、大怪獣が死んだことで、その後始末をめぐり、閣議が行われます。
なんだかんだで、この3人が一堂に会すことになり、あれこれ対策をする…というお話。
まだまだ出だしの部分なのに、こんな説明の流れだと記事数がいくつあっても足りないですね。
やはりあらすじなので、サクッと行きます!
あとしまつをするのは誰?どんな方法?
問題は、生身の生物だった大怪獣なので、死んじゃったからには腐敗すること。
クジラとかが浜辺に打ち上げられ腐敗しガスが充満して爆発するとかいうニュースを見たことがあるけど、まさにそれ!
最初は、
観光資源として保存すべき!
せめて骨格保存だけでも…
と、閣議で大もめ。
結局、怪獣の腐敗が進んできたので、なんとか大気圏外にその腐敗ガスを出すための作戦に入ります。

そして、処理を任命されたアラタが大怪獣に近づき腐敗して膨らんできたところを棒で突くと破裂してしまいます。
そして血や皮膚片が飛び散ってアラタ達隊員にふりかかってしまうのです。
その組織を研究した結果、悪臭だけでなく菌糸(きのこ菌?)が検出されました。
最終的に、その菌糸を浴びた人間は全身にきのこが生えてしまうというシーンもおまけで出てきます。
ちなみに、大怪獣は政府の方針で「希望」という名前をつけられます。
まるで官房長官が「元号の発表」する記者会見のように発表します。

特に政府関係のところには、かなりパロディが散りばめられています。加えて、下ネタも多くて観ていて疲れました。
ユキノの兄ブルースの力
大怪獣は、アラタたちの反発をよそに冷却作戦が実施されました。
でも、結局すぐに溶けてまたまた腐敗が進行。
「こうなったら、あいつしかいない…」

と、行方不明とされていた
ユキノの兄ブルース(オダギリジョーさん)が登場。
ユキノと結婚間近で姿を消したアラタに、妹思いのブルースは強烈な一発をみわせるシーンもあります。
それからブルースの作戦でダムをダイナマイトで破壊し、大怪獣「希望」を海に流すことにします。
でも、もらった設計図はガセネタ。

ダムの壁が二重構造になっていたのでダムは破壊することが出来ず小さな穴が開いただけで、水が少ししか流れません。
これもそうだけど、ここまでの作戦がことごとく失敗したのは正彦がユキノにニセ情報を渡していたからという展開でした。
それでも結果的にブルースはダム決壊のために奔走し、殉死する!?
(ハッキリとは描かれてません)

だけど、
ブルースから託された方法で、
アラタが決死の覚悟で危機を脱します。
改めて、ブルースの知識と技術はスゴイんだなって感じです。
そして映画の中では、アラタとユキノと正彦という三角関係のもつれ?みたいな話がちらほら出てきます。

最終的に、大怪獣「希望」は地上で大爆発せずに済みますが…それは、アマプラでレンタルするか、DVD(ブルーレイ)で観るかのお楽しみにするのが良いかも。
大怪獣のあとしまつってパクリなの?
大怪獣のあとしまつって、映画公開当時、ネット上では、
- シン・ゴジラ
- 怪獣8号
のパクリじゃないの?と言われていました。
シン・ゴジラは、私も実際に観ましたが…

大怪獣という点は似てるかもしれないけれど、ストーリーは全然違いますよね。
とてもパクリとは言えないと思います。
大怪獣という存在自体、昔からの定番みたいなものでよくあるパターンですしね。
そして、怪獣8号!?

怪獣8号というのは、初めて聞いたので、ちょっと調べてみました。
そうしたら、大怪獣のあとしまつは、2022年2月4日に上映開始となりましたが、もともとは2020年に公開される予定だったそうです!
そして、怪獣8号というのは「少年ジャンプ+」という漫画雑誌で連載中の人気マンガでした。
でも、連載開始したのは2020年7月ということが判明。
大怪獣のあとしまつの企画・撮影はいつかはよくわかりませんが、少なくても2020年に上映予定だったのなら、そのずっと前から企画されていますよね。

ということで、大怪獣のあとしまつが、怪獣8号をパクるという説は厳しすぎます。
つまり、大怪獣のあとしまつは、シン・ゴジラのパクリでも、怪獣8号のパクリでもない!
ということが分かりました。
大怪獣のあとしまつってパロディ?コメディ?

大怪獣のあとしまつの評価って、かなり分かれますよね~。
実際に前情報なしで映画館で観た、私自身の評価は…星の数5つで評価するなら、星1つです。
ちょっと辛口過ぎましたかね。笑
というのも、発想の着目点は、大怪獣のあとしまつということでとっても良いと思ったんです。
せめて
爆破するとかして腐敗ガスの爆発を回避出来、めでたしめでたしにするとか!?
アラタとユキノが愛を貫くとか!?
そういうオチだったらまだ良かったかも。
全体的におふさげが過ぎる映画でした。

平成どころか、
昭和の笑い的なものも多かったです。
閣議内容も、あまりにも好き勝手に責任のなすりつけ(実際にそういうとこはあるかもしれないけど。笑)とにかく、みんな怒鳴る!怒鳴る!!
で、誰を対象とした笑いなのかも分かりかねました…。

子供向けの笑いかと思えば、
やたらとキスシーンも出てくる。
正彦とユキノ、そしてユキノの後輩だけど正彦の浮気相手も出てきて(この人がユキノにガセネタを掴ませ、自分は正彦に正しい情報を渡す)正彦とその後輩のキスシーン。
あれ!?

やたらとキスシーンが出てきたような気がしたけど、改めて考えてみたら、この2回くらいだった?
それほどちょっと唐突なキスシーンで、変に記憶に残ったのでやたらとキスシーンが多く感じちゃったのかも。
ということで、ますます誰を相手にしている映画なのかよく分からなくなりました。

ユキノのセリフじゃないけど「置いてきぼりにされた」感じもあり、もやもやしまくりでした。
映画の最後に続編も企画中で、今度は予算半分で作りますとか宣言してました。
というか、上映から10ヶ月経ち、今のところ続編の具体的なニュースは無いですよね。
それとも、アマプラで観られるようにして、その反応で続編をどうするのか決めるのかな?
さて、いよいよ次は、本当のネタバレです。
ネタパレを知りたくない人は、大怪獣のあとしまつをアマプラで観ましょう!
または、
⇒ 大怪獣のあとしまつの原作
このページから「試し読み」も出来ます。
大怪獣のあとしまつのネタバレ
大怪獣のおとしまつのネタバレは、結局私自身よく分からない部分もあるけど

ネタバレは謎の光は謎のままだけど、アラタがその光を浴び【選ばれし者】となったこと。そして最終的に、また自ら光を発し、大怪獣と一緒に宇宙に飛び立つという…奇想天外なストーリー。
まあ、大怪獣が出現すること自体、奇想天外なストーリーとも言えるけど。
パクリと言えば、もしかするとウルトラマンのパクリと言ったほうがすんなり来る感じ。
そして、アラタが選ばれし者だと薄々感じていた正彦の行動も不可解。
アラタが大怪獣希望に乗り、ブルースに教わった方法で大怪獣に穴を開けて腐敗ガスを放出させる作業をしているのを知りながら、大怪獣めがけてミサイルを打ち込む命令を出すという不可解な行動。
アラタが選ばれし者かどうか確かめる…とか言って、もし選ばれしものじゃなかったら?
おそろしい…。
そして、もうひとつ不可解なのはユキノの最後の行動。
「やっぱり自分はアラタが好き!」と分かったユキノは、ミサイルが発射される直前の大怪獣の上にいるアラタの元に走っていく。
ミサイルは当然速いので、ユキノが着く直前に爆破されます。
そして、アラタが死んだと思い込んで、一度は嘆くんだけど…
アラタが大怪獣から放り出され、たまたまユキノの少し離れたところに倒れこみます。
でもその後、またアラタは立ち上がります。
しかも無傷?
ま、ここは選ばれし者ということで、ウルトラマン的存在だということで収めるとしても、、
立ち上がったアラタが、生きているアラタを見て喜んで近づこうとするユキノを手のひらを出し制止。
それからスマホを宇宙に向けて何やら謎めいた言葉をつぶやくと光が集まり?突然アラタとそのかなり後ろにいる大怪獣と一緒に宇宙に旅立ってしまいます。
そして、それを笑顔で敬礼しながら「ご武運を!」と、見送るユキノ。

これってアリ?
ユキノは、なにか達観してる?
う~ん、やっぱりモヤモヤ感が強い映画でした。
もしかしたら、パート2というか続編でこのもやもやは解消してもらえるのかな?
好きな人は好きだし十分に楽しめるのかもしれません。
今後、この大怪獣のあとしまつをアマプラで観る人達が増えて、さらに評価がどうなっていくのか…、そっちが楽しみ。笑
⇒ 大怪獣のあとしまつの原作
このページから「試し読み」も出来ます。